ケイエスミラー（1992年生、母Crown of Smoke）

ケイエスミラー（1992年4月4日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMiswaki（当時14歳）と交配したCrown of Smokeが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地60戦4勝2着12回。1997年の道新杯(オープン)で2着に入った他、1996年の東京スポーツ杯(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月10日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3歳（1995年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミスタービッグベンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

2月26日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したマルブツリードを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（5戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったツバサダイシンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で南井克巳騎手（6戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったセンターグランプリに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南井克巳騎手（7戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフィールドエフワンを強烈な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南井克巳騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったダイイチフローネに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の宗谷特別（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南井克巳騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月17日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下の円山特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で南井克巳騎手（10戦1勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の樟葉特別（京都芝2400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で南井克巳騎手（11戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったテンシンランマンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の藤森特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

11月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の舞鶴特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、勝ったプレミアムプリンスにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

12月9日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアトミックバイオをクビ差振り切って制した。

12月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

4歳（1996年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のウインクキラーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月30日、中3週で迎えた23戦目は、なにわステークス（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の難波ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた25戦目は、烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（13戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（15戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた29戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダイワオーシャンをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

9月14日、中7週で迎えた31戦目は、オークランドレーシングクラブトロフィー（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた32戦目は、スカイブルーステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた33戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、オクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したドリブルラッシュにクビ差届かず2着となった。

10月26日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は松永昌博騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったファッションショーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定G1のエリザベス女王杯（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（16戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた36戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、’96ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた37戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（17戦1勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

5歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた38戦目は、迎春ステークス（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したアドマイヤラピスを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月9日、中4週で迎えた39戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、テレビ山梨杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（11戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたバンブービブロス決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

3月9日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた42戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、難波ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた43戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、丹沢ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた44戦目は、緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた45戦目は、牝馬限定戦のパールステークス（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた46戦目は、牝馬限定G3のマーメイドステークス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は松永昌博騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月10日、中6週で迎えた47戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（18戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた48戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた49戦目は、道新杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したグロリーシャルマンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月26日、中7週で迎えた50戦目は、4歳以上1600万下の高雄ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた51戦目は、牝馬限定G1のエリザベス女王杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（13戦2勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた52戦目は、J.コレット騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の’97ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた53戦目は、4歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（14戦2勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6歳（1998年）

1月6日、中3週で迎えた54戦目は、5歳以上1600万下の寿ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（15戦2勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた55戦目は、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（16戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた56戦目は、5歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（17戦2勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた57戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の甲南ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（18戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた58戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（19戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月1日、約4か月半の休養明けで迎えた59戦目は、マリーンステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（19戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた60戦目は、4歳以上1600万下のしらかばステークス（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。