第92回 京都記念 (G2)

レース展開

サイレントハンターが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くエモシオン

サイレントハンターが逃げを打つ形となり、後続を1馬身ほど離してレースを進める。単独の2番手にエモシオンが続く。そのあと、マチカネフクキタルが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、グリーンプレゼンスとタイキブライドルは中団前目。スターレセプションは中団馬群のど真ん中を追走。ステイゴールドとアドマイヤコールは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で脚をタメるのはマチカネサンシロー。少し離れたしんがりにエリモソルジャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、エモシオンが途中から端に立って、そのまま後続を抑え込む危なげのない横綱競馬で悲願の重賞初制覇

先頭はエモシオンでリードは半馬身。2番手にサイレントハンターが続く。その後ろ、マチカネフクキタルが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、抜け出したのは1番人気のエモシオン。そのままエモシオンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたマチカネフクキタルが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したサイレントハンターが入った。2番人気のステイゴールドは最後方にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。