2歳新馬

レース展開

リリープリンセスが隊列をリードする形、その直後にアイランドクイーンが続く

リリープリンセスが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にアイランドクイーンが続く。続いて、テイエムスグレモンが3番手の絶好位につける。少し空いて、スイセイオリュウとダッチェスは中団前目。さらにその5馬身以上後ろ、サイタターフキングは中団馬群の真ん中付近を追走。ロンリーボーイとヴァルディノートは中団後方の位置。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはフランシスコダイゴ。少し離れたしんがりにデンコウシャフトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テイエムスグレモンが取柄である機動力を駆使した万全の競馬で初勝利を挙げる

先頭はリリープリンセスでリードは1馬身。2番手にテイエムスグレモンとアイランドクイーンが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるリリープリンセス。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたテイエムスグレモンが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の走りで粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、逃げ粘ったリリープリンセスが続き、2着と1馬身差の3着には、後方3番手の位置から強靭な末脚を発揮した1番人気のヴァルディノートが入った。2番人気のフランシスコダイゴは後方2番手にいたが末脚弾けず4着に敗れた。