第7回 アンタレスステークス (G3)

レース展開

スマートボーイが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにマンボツイストとアルアランが取り付く

逃げたのはスマートボーイ。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にアルアランとマンボツイストが並ぶ。そのすぐ後ろ、スターリングローズ、ワンモアマイライン、トーホウダイオーらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ブラウンシャトレーは中団前寄り。カチドキリュウは中団馬群の真ん中あたりを追走。フジヤマデュラブ、ハギノハイグレイド、タガノフォーティらは中団後方の位置取り。エアピエールとカネトシオペラクンは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはキクノグリッター。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはリージェントブラフ。どん尻にテンリットルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アンタレスS、ハギノハイグレイドが古馬の地力を見せる様な迫力満点の走りで2つ目の重賞タイトルをゲット

先頭はアルアランでリードは半馬身。2番手にマンボツイストとスターリングローズが続く。その直後、スマートボーイが4番手。1馬身離れて、ブラウンシャトレーとワンモアマイラインが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける13番人気のアルアラン。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたハギノハイグレイドが凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、途中から先頭に立ったアルアランが続き、2着と1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったワンモアマイラインが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、10番手で直線を迎えたリージェントブラフが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいた1番人気のスターリングローズが食い込んだ。2番人気のタガノフォーティは10番手にいたがいいところなく12着に敗れた。