第77回 鳴尾記念 (G3)

レース展開

バビットが全馬を率いる形、その直後に続くアウスヴァール

バビットが果敢に端をきり、後続を1馬身ほど離してレースを進める。単独の2番手にアウスヴァールが続く。そのあと、ディープモンスターとエアサージュが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヨーホーレイク、ホウオウアマゾン、ニホンピロキーフらは中団前目。カラテとボッケリーニは中団後方の位置。ヤマニンサンパは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。やや差があって、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはアリストテレス。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはフォワードアゲン。少し離れた殿にスカーフェイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鳴尾記念、ヨーホーレイクが古豪の威厳を見せる様な迫力のある走りで2つ目の重賞タイトルを手中に収める

先頭はバビットでリードは1馬身。単独の2番手にアウスヴァールが続く。そのあと、ディープモンスターとエアサージュが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた1番人気のヨーホーレイクが豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫った2番人気のボッケリーニをアタマ差で凌ぎ切り勝利をモノにした。2着のボッケリーニから1馬身半差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったエアサージュが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたヤマニンサンパが入線した。