新冠ライオンズクラブ特別

レース展開

ラブミーボーイが後続をリードする形、2番手を進むシセイウタゲ

ハナを奪ったのはラブミーボーイ。リードを1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にシセイウタゲが続く。続いて、コジョウザンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ジュエリーアイスは中団前寄り。イッツパーフェクトは中団馬群の真ん中付近を追走。ローツェフェイス、ラトーヌシャイン、ロードソレイユらは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で力を温存するのはトミケンバディリ。シンガリにイルミナーレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

新冠ライオンズクラブ特別、シセイウタゲが長所である自在性を駆使した隙のない競馬で勝利を手中に収める

先頭はラブミーボーイでリードは1馬身。単独の2番手にシセイウタゲが続く。そのすぐ後ろ、コジョウザンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたシセイウタゲが前を交わして先頭に立つとそのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団後方の位置から迫力のある伸び脚で猛追したローツェフェイスが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したコジョウザンが入った。1番人気のロードソレイユは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。