第70回 京王杯スプリングカップ (G2)

レース展開

アサカラキングがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むバルサムノート

先頭を行くのはアサカラキング。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にバルサムノートが続く。その直後、カルロヴェローチェが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはママコチャ。少し差があって、トウシンマカオは中団やや前。シャドウフューリーとロジリオンは中団馬群の丁度真ん中を併走。スズハロームは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはオオバンブルマイ、トゥラヴェスーラ、カンチェンジュンガ。最後方にレッドモンレーヴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京王杯スプリングC、トウシンマカオがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで5つ目の重賞タイトルをつかむ

先頭はアサカラキングでリードは半馬身。2番手にバルサムノートが続く。そのあと、カルロヴェローチェとママコチャが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のママコチャ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のトウシンマカオが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、3番手の位置から持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばした1番人気のママコチャが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったロジリオンが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、最後方で直線を迎えたレッドモンレーヴが入線した。