一般D2

レース展開

ニホンピロバニラが全馬を先導、その直後を進むファレラート

ニホンピロバニラがハナを切る形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にファレラートが続く。その後ろ、カイジンドーベルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはベルエキップ。その1馬身後ろ、マルタカハーベストは中団前寄り。フィールドベストは中団馬群のど真ん中を追走。ロンドンウィングは中団後方の位置取り。タビーは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはケイエスドーム。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはスイフヨウ。どん尻にマスヒミコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ベルエキップが途中で先頭を奪って、そのまま後続を振り切る安定感のある立ち回りで6勝目を掴み取る

先頭はベルエキップでリードは1馬身。単独の2番手にロンドンウィングが続く。その直後、ニホンピロバニラが3番手。1馬身離れて、タビーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走るベルエキップ。そのままベルエキップが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫った1番人気のロンドンウィングをクビ差で封じて勝利を掴んだ。2着のロンドンウィングから6馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から妙々たる末脚を発揮したタビーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたニホンピロバニラが入線した。2番人気のファレラートは後方3番手にいたがいいところなく11着に敗れた。