バーデンバーデンカップ (L)

レース展開

マルブツイースターが隊列を引っ張る形、半馬身後ろの位置にドラゴンウェルズが取り付く

前に出たのはマルブツイースター。僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にドラゴンウェルズが続く。その直後、シャウトライン、ウエスタンビーナス、サチノスイーティーらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ウインレックス、アポロドルチェ、ロイヤルキャンサー、ピサノパテックらは中団前寄り。クールシャローンは中団馬群のど真ん中を追走。ワールドハンター、ファルカタリア、ステキシンスケクンらは中団後方の位置。2馬身以上差があって、後方3番手でじっくりと運ぶのはサンダルフォン。どん尻にコスモシンドラーとタイキジリオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

バーデンバーデンC、シャウトラインが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の鬩ぎ合いを辛くも物にする

先頭はドラゴンウェルズでリードは半馬身。2番手にマルブツイースターが続く。その直後、シャウトラインが3番手。そのすぐ後ろ、ウエスタンビーナスが4番手。1馬身離れて、サチノスイーティーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた2番人気のシャウトラインが僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったクールシャローンをハナ差で抑え込みトップでゴールインした。2着のクールシャローンからハナ差の3着には、後方3番手の位置から圧巻の末脚を発揮したサンダルフォンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたウエスタンビーナスが入線、さらにアタマ差の5着には、中団前目にいた1番人気のピサノパテックが食い込んだ。