アレキサンドライトステークス

レース展開

アメリカンシードが隊列を引っ張る展開、2番手を追走するスマートランウェイ

アメリカンシードがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にスマートランウェイが続く。そのすぐ後ろ、トランスナショナルとサトノグランが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、テリオスベルは中団前め。ライジングドラゴンとグラスブルースは中団後方の位置。少し間隔を置いて、サンダーブリッツは後方4番手で進出の機をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはエターナルヴィテス。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはブライトンロック。どん尻にキタノヴィジョンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アレキサンドライトS、アメリカンシードが実力差を見せ付けるかの様な圧倒的な競馬で断トツの支持に応える

先頭はアメリカンシードでリードは2馬身以上。2番手にトランスナショナル、スマートランウェイ、サトノグラン、グラスブルースらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、軽快に逃げ続ける1番人気のアメリカンシード。そのままアメリカンシードが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、中団後方の位置から忍耐力が光る走りを見せたサンダーブリッツが続き、2着と3/4馬身差の3着には、2番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したグラスブルースが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたキタノヴィジョンが入線した。2番人気のトランスナショナルは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。