’99フェイスフルレイン特別（4）

レース展開

スガノチェリーが後続をリードする展開、その直後を追走するケイエスクロス

スガノチェリーが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にケイエスクロスが続く。その直後、ドラゴンエンペラーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはニイタカヒーロ。その1馬身後ろ、トミヒサボスは中団前目。アメリカンスピンは中団馬群の真ん中付近を追走。グランドジャックは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、フォトプラスが8番手。コマドリは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはエスタズチョイス。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはビゼンタイホウ。シンガリにロマンスレミがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99フェイスフルレイン特別（4）、フォトプラスが中位からキレのある差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はスガノチェリーでリードは1馬身。単独の2番手にケイエスクロスが続く。その直後、トミヒサボスが3番手。1馬身離れて、アメリカンスピンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはアメリカンスピン。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたフォトプラスが鬼脚を炸裂させてアメリカンスピンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のアメリカンスピンから2馬身差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った1番人気のケイエスクロスが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたビゼンタイホウが入線した。2番人気のドラゴンエンペラーは中団にいたがいいところなく9着に敗れた。