3歳新馬

レース展開

ベストクローンが隊列をリードする展開、半馬身後ろの位置にテキサスルビーが取り付く

ベストクローンが端を奪い、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にテキサスルビーが続く。続いて、ケンブリッジヒーロが3番手の絶好位につける。その後ろ、ダイワアークは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはバウンシーチューン、ダズリングスマイル、ツクバオトメら3頭。サムデイワンデイ、メジロボンテン、シャイニーフェイト、マドンナバローズらは中団後方の位置取り。ケイアイアポロンは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはアポロエスペランサとウインロザリー。どん尻にコウヨウメビウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テキサスルビーが途中で先頭に立ち、そのまま後続を退ける鮮やかな横綱相撲で初勝利を挙げる

先頭はテキサスルビーでリードは1馬身。単独の2番手にベストクローンが続く。その直後、ダズリングスマイルとケンブリッジヒーロが3番手。1馬身離れて、ダイワアークとツクバオトメが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走るテキサスルビー。そのままテキサスルビーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、3番手の位置からスパッとキレる脚で猛進したダズリングスマイルが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置からパワフルな末脚を披露したバウンシーチューンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のベストクローンが入線、さらに1馬身半差の5着には、好位にいたケンブリッジヒーロが食い込んだ。2番人気のダイワアークは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。