大倉山特別

レース展開

フラワーロックが全馬を率いる展開、その半馬身後ろを追走するヘレナモルフォ

フラワーロックがハナを奪う形となり、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にヘレナモルフォが続く。続いて、マイネヒメルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはサンデージョウとクッカーニャ。その1馬身後ろ、ネヴァーフェイドとハイタッチクイーンは中団やや前。クリスティロマンスは中団馬群のど真ん中を追走。ウォンビーロングとアグネスサクラは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはクラックシードとケープタウンシチー。少し離れた最後尾にメジロジェニファーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大倉山特別、ケープタウンシチーが低かった下馬評を物ともしない渾身の走りで勝利を手にする

先頭はマイネヒメルでリードは半馬身。2番手にフラワーロックが続く。その直後、ヘレナモルフォ、クッカーニャ、ハイタッチクイーンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のクッカーニャ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた10番人気のケープタウンシチーが次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばした1番人気のクッカーニャが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく3番手の位置から天稟のガッツでゴールまで力走したハイタッチクイーンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた12番人気のウォンビーロングが入線した。2番人気のクラックシードは後方2番手にいたがあとひと押しが利かず10着に敗れた。