4歳以上500万下

レース展開

キャンティクラシコが集団を先導、2番手の位置にメジロワルツ、ニコラスベル、キングマッカーサーが取り付く

キャンティクラシコが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にニコラスベル、メジロワルツ、キングマッカーサーらが並ぶ。その1馬身後ろ、カオリクリスティーは中団前目。ラッキーキャロルとサハリンホークは中団馬群のちょうど真ん中を併走。エイシンコランダムとラグビーシチーは中団後方の位置。ユーコージェントルは後方4番手で機を待つ。その2馬身以上後ろ、後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはダンシングボーイ。後方2番手の位置で脚を溜めるのはトクノライアン。最後方にケイエムスパートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダンシングボーイが自分から動いていく積極果敢なレーススタイルで久方ぶりの勝ち星

先頭はニコラスベルでリードは半馬身。2番手にダンシングボーイが続く。そのあと、キングマッカーサーが3番手。1馬身離れて、キャンティクラシコとメジロワルツが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のニコラスベル。そのまま押し切るかに見えたが、2番手まで進出していたダンシングボーイが次元の違う末脚を炸裂させてニコラスベルを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のニコラスベルから8馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでじわりじわりと伸びたメジロワルツが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたキングマッカーサーが入線した。2番人気のラグビーシチーは中団にいたが末脚不発で8着に敗れた。