3歳以上500万下

レース展開

シアトルビューティが集団を引っ張る形、直後の位置にゲヴァルトとシャイニングアレキが続く

主導権を奪ったのはシアトルビューティ。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。2番手にゲヴァルトとシャイニングアレキが並ぶ。その後ろ、アンティークコインとウインディグニティが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ニューウインドとキョウワロアリングは中団前目。シシャモムスメ、タイセイエトワール、イソノサクセスらは中団馬群の丁度真ん中を併走。カフェエジンバラ、ワシントンスワン、ダイナマイトスキーらは中団後方の位置。殿にトーワライアン、ルーチェエテルナ、セイシュンジダイらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タイセイエトワールが中団前目から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はシアトルビューティでリードは1馬身。2番手にゲヴァルトとシャイニングアレキが続く。そのあと、ウインディグニティとキョウワロアリングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはシャイニングアレキ。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたタイセイエトワールが豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置から持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したシャイニングアレキが続き、2着とアタマ差の3着には、4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったキョウワロアリングが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたカフェエジンバラが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいた15番人気のニューウインドが食い込んだ。1番人気のゲヴァルトは2番手にいたが失速して14着に敗れた。2番人気のセイシュンジダイは後方4番手にいたがいいところなく15着に敗れた。