薩摩ステークス

レース展開

アスターエンペラーが後続を引き連れる形、2番手に続くマヤノロシュニ

前に出たのはアスターエンペラー。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にマヤノロシュニが続く。その後ろ、ケンブリッジエル、ストロングポイント、タツサファイヤらが3番手の好位につける。その2馬身以上後ろ、リッターヴォルトとガンドッグは中団やや前。セブンシークィーンとドリームバレンチノは中団馬群のちょうど真ん中を併走。イセノスバルは中団後方の位置。続いて、キヲウエタオトコとアキノパンチが11番手。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはモトヒメとオリオンザドンペリ。どん尻にダイメイザバリヤルとウインブシドウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

薩摩S、ドリームバレンチノが中位から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はアスターエンペラーでリードは2馬身以上。2番手にケンブリッジエル、マヤノロシュニ、ストロングポイント、タツサファイヤらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは13番人気のストロングポイント。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいた1番人気のドリームバレンチノが前を交わして先頭に立つとそのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から持ち前のスタミナで最後まで止まることなく走り抜いた13番人気のストロングポイントが続き、2着とアタマ差の3着には、後方2番手の位置から強靭な末脚を繰り出したウインブシドウが入った。そこからハナ差遅れた4着には、逃げ粘ったアスターエンペラーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたキヲウエタオトコが食い込んだ。2番人気のケンブリッジエルは2番手にいたが最後一杯になって7着に敗れた。