六甲アイランドステークス

レース展開

エイムアットビップが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにクィーンマルトクが取り付く

エイムアットビップがハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にクィーンマルトクが続く。その後ろ、コパノスケが3番手の絶好位につける。その直後、アドマイヤヘッドとウインスペンサーは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはケイアイプラウド。その1馬身後ろ、マルブツライト、マイネルパシオン、マンテンハットらは中団前寄り。スーパーワシントンは中団馬群のど真ん中を追走。コレデイイノダとシャランジュは中団後方の位置。タマモハクライは後方6番手で他馬の様子を見ながらの競馬。ショウナンアクロスは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはセイウンワキタツとタイセイハニー。シンガリにボストンゴールドとメガトレンドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

六甲アイランドS、コレデイイノダが世間の低い評価を物ともしない渾身の走りで勝利をモノにする

先頭はエイムアットビップでリードは体半分。2番手にクィーンマルトクが続く。そのあと、アドマイヤヘッド、ウインスペンサー、コパノスケらが3番手。1馬身離れて、マルブツライトとケイアイプラウドが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはマルブツライト。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいた17番人気のコレデイイノダが豪快に終いの脚を伸ばしてマルブツライトを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のマルブツライトから半馬身差の3着には、中団後方の位置から瞬発力に富んだ末脚を披露したショウナンアクロスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた18番人気のクィーンマルトクが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたスーパーワシントンが食い込み、さらにそこから1馬身差の6着には2番人気のアドマイヤヘッドが入った。1番人気のメガトレンドは最後方にいたが前に届かず9着に敗れた。