3歳未勝利

レース展開

ケンブリッジブルーがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するセンターグリッターとピサノハーレー

ケンブリッジブルーが果敢にハナを奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にセンターグリッターとピサノハーレーが並ぶ。その2馬身以上後ろ、ミステリアスオーラ、スルージエアー、サンレイファインらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、リバートップガン、トモダチ、クリスティビームらは中団前寄り。ベラノッテは中団馬群のど真ん中を追走。マスターエンプレスとシャインベルは中団後方の位置取り。少し離れて、エストレーラは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはレモネードバンブー。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはスターペスレイコ。最後方にピエナチャンプがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エストレーラが勝負根性を発揮してゴール間際の横並びの激戦を僅かに制す

先頭はケンブリッジブルーでリードは体半分。2番手にサンレイファイン、スルージエアー、マスターエンプレスらが続く。その後ろ、ピサノハーレーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはスルージエアー。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたエストレーラが次元の違う末脚を炸裂させてスルージエアーを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を決めた。2着のスルージエアーから3馬身半差の3着には、中団前目の位置からパワフルな末脚を披露した14番人気のピエナチャンプが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたミステリアスオーラが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、同じく中団後方にいたトモダチが食い込んだ。逃げた1番人気のケンブリッジブルーは粘りを欠いて11着に敗れた。2番人気のマスターエンプレスは2番手にいたが最後一杯になって7着に敗れた。