’97ゴールデン スパー トロフィー

レース展開

ミルキーウイナーが馬群を牽引、直後の2番手にマチカネライメイとニシノファイナルが続く

ミルキーウイナーが果敢に端を奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にマチカネライメイとニシノファイナルが並ぶ。続いて、タヤスダビンチ、キタサンフドー、マスグランドール、ヒカリサーメットらが4番手の好位につける。サツキムスメとタイガーチャンプは中団後方の位置。ノースサンデーは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはダイタクカミカゼとシンキャロル。シンガリにセンタームービングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’97ゴールデン スパー T、タイガーチャンプが中団後方から力感溢れる末脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はミルキーウイナーでリードは1馬身。2番手にマチカネライメイとニシノファイナルが続く。そのすぐ後ろ、タヤスダビンチ、キタサンフドー、マスグランドール、ヒカリサーメットらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいたタイガーチャンプが驚異的な末脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手にした。2着には、最後方の位置から逸出した伸びを見せたセンタームービングが続き、2着と半馬身差の3着には、逃げ粘ったミルキーウイナーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたニシノファイナルが入線した。1番人気のキタサンフドーは好位にいたが失速して8着に敗れた。