ジューンステークス

レース展開

リワードタイラントが隊列をリードする形、少し離れた2番手を追走するウイリアムテル

ハナに立ったのはリワードタイラント。後続との差を2馬身以上保って一団を牽引。単独の2番手にウイリアムテルが続く。その直後、ハーバーニゾンが3番手の絶好位につける。少し間隔を置いて、パナシアは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはハマワカナとローランシンガー。その1馬身後ろ、ローヤルドラゴン、ジャンボセイコ、モーンテイン、サンデーホストらは中団やや前。キクノナイスデイは中団後方の位置。オンワードガッツ、ミナガワイチザン、ワンモアニードユーらは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはミヤギレデイーとスイフトターフ。最後方にミルオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジューンS、リワードタイラントが古馬の貫禄を見せる様な力走で久方ぶりの美酒

先頭はリワードタイラントでリードは1馬身。2番手にハマワカナ、モーンテイン、ウイリアムテルらが続く。その後ろ、パナシアとハーバーニゾンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るリワードタイラント。そのままリワードタイラントが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った1番人気のサンデーホストをクビ差で封じて勝利した。2着のサンデーホストからアタマ差の3着には、2番手の位置から出色の末脚を繰り出したモーンテインが入った。そこから5馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた16番人気のスイフトターフが入線、さらにハナ差の5着には、好位にいたパナシアが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはローヤルドラゴンが入った。2番人気のウイリアムテルは2番手にいたが最後一杯になって15着に敗れた。