’06スプリングカップ

レース展開

テラノコマンダーが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにホクトアサティスが取り付く

端をきったのはテラノコマンダー。後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にホクトアサティスが続く。そのすぐ後ろ、ゲイリーショーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはセイワクリスタル。その1馬身後ろ、ティーケーツヨシとアイチャンルックは中団前め。セイエイシェーンとケイアイサウンドは中団後方の位置取り。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはトネノヒカリ。後方2番手の位置で脚を溜めるのはマルカカイゼル。最後尾にナイキアローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’06スプリングC、テラノコマンダーが古馬の地力を見せる様な迫力満点の走りで勝利数を16に伸ばす

先頭はテラノコマンダーでリードは1馬身。2番手にゲイリーショーとホクトアサティスが続く。そのあと、セイワクリスタルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るテラノコマンダー。そのままテラノコマンダーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるセイワクリスタルを3/4馬身振り切り勝利を掴み取った。2着のセイワクリスタルから1馬身半差の3着には、最後方の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切った10番人気のマルカカイゼルが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたセイエイシェーンが入線した。1番人気のホクトアサティスは2番手にいたが失速して5着に敗れた。2番人気のナイキアローは中団にいたが最後一杯になって11着に敗れた。