’99ベストステッキ特別（11）

レース展開

ソデノジョイナーが集団を引き連れる展開、そのあとにタイセンシベリティが続く

ソデノジョイナーが主導権を握り、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にタイセンシベリティが続く。そのあと、トーホウヤマトが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはダイワローヤル。その1馬身後ろ、シャインルーブルは中団前目。パワーウィングは中団馬群の真ん中付近を追走。ツキノラピアンは中団後方の位置。続いて、バージニアスカイが8番手。そのすぐ後ろ、ローレルチアーズが9番手。コウチテンショウは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはフジフロンティア。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはシアトルコンドル。殿にアンカーブラックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99ベストステッキ特別（11）、トーホウヤマトが賦性のレースセンスを駆使した見事な内容で待望の初勝利を挙げる

先頭はソデノジョイナーでリードは1馬身。単独の2番手にトーホウヤマトが続く。そのすぐ後ろ、ダイワローヤルが3番手。1馬身離れて、ローレルチアーズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた2番人気のトーホウヤマトが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、3番手の位置から迫力のある伸び脚で猛進した1番人気のダイワローヤルが続き、2着とハナ差の3着には、中団前目の位置からキレのある末脚を繰り出したシャインルーブルが入った。そこから1馬身遅れた4着には、逃げ粘ったソデノジョイナーが入線した。