瀬戸特別

レース展開

キングオブウィナーが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにマイネルクロイツが取り付く

キングオブウィナーが端を取り切り、リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にマイネルクロイツが続く。そのあと、ニホンピロコナユキが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはドモナラズ、ゼンノモナルカ、ハーバーブリッジら3頭。その1馬身後ろ、アリゾナアベニューは中団前め。マースエンペラー、トムウィンズ、フィッツロイらは中団馬群の真ん中を併走。ウィルビーキングとメイショウグラードは中団後方の位置取り。カネトシソレイユ、ゴールドサクセス、テイエムアンコールらは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。少し離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはヒカリベルサイユとローズプレステージ。少し離れたシンガリにシゲルエスペレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

瀬戸特別、シゲルエスペレが低かった下馬評をひっくり返す様な渾身の走りで勝利をもぎ取る

先頭はキングオブウィナーでリードは体半分。2番手にマイネルクロイツが続く。そのあと、ドモナラズ、ゼンノモナルカ、フィッツロイらが3番手。1馬身離れて、アリゾナアベニュー、ニホンピロコナユキ、テイエムアンコールらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のフィッツロイ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた14番人気のシゲルエスペレがグングンと末脚を伸ばしてフィッツロイを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を手に入れた。2着のフィッツロイからクビ差の3着には、後方2番手の位置から息の長い末脚を繰り出した2番人気のウィルビーキングが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたテイエムアンコールが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたドモナラズが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはヒカリベルサイユが入った。