2歳新馬

レース展開

ワンダーフルーリが馬群をリードする形、直後の2番手にサイモンオリーブが続く

ワンダーフルーリが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にサイモンオリーブが続く。その直後、クレイプマートルとラフィーニが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはスパークタイムリーとジュドー。その1馬身後ろ、コスモオピニオンは中団前目。グランベルナデットとサトノヴィレは中団馬群の真ん中あたりを併走。少し差があって、ミシシッピテソーロは中団後方の位置取り。さらに2馬身以上空いて、ヒラリーステップが11番手。さらにその2馬身以上後ろ、ホーリーイヴは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方5番手でジックリと運ぶのはフューチャーアゲンとバンブトンプロ。殿にフラグランツァとファイナルヒートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ミシシッピテソーロが中団後方から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はワンダーフルーリでリードは1馬身。単独の2番手にサイモンオリーブが続く。その直後、クレイプマートルとラフィーニが3番手。1馬身離れて、スパークタイムリーとジュドーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、7番手から抜け出したのはサトノヴィレ。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたミシシッピテソーロが異次元の末脚を弾けさせ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団前目の位置から鮮やかな伸び脚で驀進したサトノヴィレが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったサイモンオリーブが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、好位で直線を迎えたクレイプマートルが入線、さらにアタマ差の5着には、中団後方にいたファイナルヒートが食い込んだ。1番人気のグランベルナデットは中団前目にいたが決め手が足りず6着に敗れた。2番人気のジュドーは先行勢の後ろにいたがいいところなく7着に敗れた。