第54回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

クリールカイザーが一団を牽引、僅差の2番手にムスカテールが取り付く

クリールカイザーが先手を奪い、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にムスカテールが続く。その直後、ショウナンバッハ、マイネルメダリスト、フェスティヴイェルらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、モンドインテロ、ワンアンドオンリー、シュヴァルグランらは中団前寄り。プレストウィックとヴォルシェーブは中団後方の位置取り。アルバートは後方5番手に控えて前の動きを静観。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはトレジャーマップとレコンダイト。殿にコスモロビンとフェイムゲームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、シュヴァルグランが自分から進出する積極果断なレース運びで2つ目の重賞タイトルを手中に収める

先頭はクリールカイザーでリードは1馬身。2番手にショウナンバッハ、ムスカテール、フェスティヴイェルらが続く。そのあと、モンドインテロ、マイネルメダリスト、シュヴァルグランらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた2番人気のシュヴァルグランがグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくアルバートを半馬身退けて勝利を物にした。2着のアルバートからアタマ差の3着には、後方5番手の位置からキレのいい末脚を発揮したヴォルシェーブが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のモンドインテロが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、最後方にいたフェイムゲームが食い込んだ。