第89回 京都記念 (G2)
- コース
- 京都芝2200m外右
- 開催
- 2回京都6日
- レース番号
- 11R
- 馬場状態
- 本賞金（万円）
- 6400,2600,1600,960,640
- 付加賞（万円）
- 71.4,20.4,10.2
- 負担重量
- 別定
- クラス等区分
- 5歳以上オープン
- 条件
- (混合) [指定]
指数分析
直近5走の指数が最も高い馬
※海外と障害も含む直近5走のうち、国内で出走した距離が1500m以上の芝レースが対象。前走でベスト指数を更新した馬
※出走数が2走以下の馬は対象外。近走の指数が安定している馬
指数の上下幅（直近5走）
- テイエムジャンボ
- ダンスパートナー
- スギノブルボン
- ナリタキングオー
- ファンドリリヴリア
- インターユニーク
- パリスナポレオン
- タニノリフアーズ
レース結果
着順
枠馬番
タイム
着差
馬名
性齢/馬体重増減
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
調教師
馬主
ラップ分析
- ハロンタイム
- 12.6-11.0-12.4-12.8-12.8-12.9-12.6-12.2-11.8-11.5-11.4
レースペース
通過順位
- 1コーナー
- 9-1,2,6,8,5-4-3
- 2コーナー
- 9-1,2,6,8,5-4-3
- 3コーナー
- 9,1,2-6(5,8)4-3
- 4コーナー
- 9,1(2,6)(5,8)4-3
気象
- 天候
- 晴7.9℃
- 風
- 南西3.0m
馬場速度
支持率（オッズをもとに概算）
単勝馬連| 単勝 | 6 | 240円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 4 | 100円 | 1番人気 |
| 5 | 110円 | 2番人気 | |
| 6 | 110円 | 3番人気 | |
| 枠連 | 4-6 | 350円 | 1番人気 |
| 馬連 | 4-6 | 350円 | 1番人気 |
レース展開
ファンドリリヴリアが全馬を引っ張る展開、少し差があってナリタキングオーが続く
ファンドリリヴリアが主導権を握り、後続との差を2馬身以上確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にナリタキングオーが続く。そのあと、パリスナポレオンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、テイエムジャンボは中団やや前。インターユニークは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはスギノブルボン。少し差があって、後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはダンスパートナー。少し離れた最後方にタニノリフアーズがいる隊列で最初のコーナーを通過。
京都記念、テイエムジャンボが素晴らしい決め脚を見せて前方の馬達を一気に抜き去る
先頭はファンドリリヴリアでリードは1馬身。単独の2番手にナリタキングオーが続く。その直後、パリスナポレオンとテイエムジャンボが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。
直線コースに入って、好位にいた1番人気のテイエムジャンボが強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は後続に3馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、後方2番手の位置から持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばした2番人気のダンスパートナーが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジワジワと伸びたスギノブルボンが入った。
簡易出走表
枠馬番性齢馬名
オッズ
騎手斤量調教師所属
馬体重
出走馬の個別分析
※クリックまたはタップで各項目に移動- 1枠1番ナリタキングオー
- 2枠2番パリスナポレオン
- 3枠3番タニノリフアーズ
- 4枠4番ダンスパートナー
- 5枠5番スギノブルボン
- 6枠6番テイエムジャンボ
- 7枠7番パワーシンザン
- 8枠8番インターユニーク
- 8枠9番ファンドリリヴリア
[4-4-0-3/11]厩舎：中尾謙太郎栗東
牡4歳生産：下河辺牧場
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年2月(6走前) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 東京芝1800m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
1番/8頭 | 馬番 | 9番/11頭 |
| - | 戦法 | 逃げ1-1-1 |
中14週休み明け | ローテ | 中7週休み明け |
| 482前走 | 馬体重 | 476-2 |
| 藤田伸二 [1-0-0-1/2] | 騎手 | 南井克巳 (初騎乗) |
| 57.0kg | 斤量 | 56.0kg |
前走 95.11.05 芝3000m 京 都 良/極遅37.1 菊花賞G1 482kg2人 12ｹﾞｰﾄ18頭 藤田伸二57.0 5-5-4-2 マヤノトップガン 7着1.3 | 2走前 95.10.15 芝2200m 京 都 良/稍速34.8 京都新聞杯G2 478kg4人 5ｹﾞｰﾄ15頭 藤田伸二57.0 4-4-3-2 (マヤノトップガン) 1着-0.1 | 3走前 95.09.17 芝2000m 京 都 良/稍遅37.3 神戸新聞杯G2 478kg4人 11ｹﾞｰﾄ14頭 南井克巳56.0 3-3-2-2 タニノクリエイト 10着1.1 | 4走前 95.05.28 芝2400m 東 京 良/極遅36.1 東京優駿G1 474kg4人 9ｹﾞｰﾄ18頭 南井克巳57.0 3-5-5-6 タヤスツヨシ 11着1.3 |
[3-4-0-10/17]厩舎：工藤嘉見栗東
牡5歳生産：エービーシーフアーム
短評
400mの距離延長となるが、本来はもうちょっと短い距離の方がいい馬なので、前回以上の走りは見込みにくい。レースラップが前傾のときの芝コース成績[0-0-0-4/4]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1993年12月(14走前) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 阪神芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
2番/8頭 | 馬番 | 13番/16頭 |
| - | 戦法 | 追込14-14-12-13 |
中3週叩き9走目 | ローテ | 中3週叩き4走目 |
| 530前走 | 馬体重 | 524-2 |
| O.ペリエ [2-0-0-1/3] | 騎手 | 武豊 [1-2-0-0/3] |
| 57.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 96.01.20 芝1800m 京 都 良/極遅35.9 稲荷特別900万下 530kg1人 7ｹﾞｰﾄ10頭 O.ペリ58.0 3-5 (トロナラッキー) 1着-0.1 | 2走前 96.01.06 芝1800m 京 都 良/極遅36.2 初夢賞900万下 528kg2人 9ｹﾞｰﾄ11頭 O.ペリ57.0 3-3 (アドマイヤラピス) 1着-0.2 | 3走前 95.12.23 芝2500m 阪 神 良/極遅35.6 江坂特別900万下 528kg5人 15ｹﾞｰﾄ16頭 O.ペリ57.0 4-3-4-4 オースミベスト 7着0.4 | 4走前 95.12.03 芝1800m 中 京 良/稍速36.7 中京日経賞900万下 526kg9人 8ｹﾞｰﾄ13頭 土肥幸広57.0 4-4-1-1 タケノクラウン 6着0.3 |
[2-3-1-2/8]厩舎：島崎宏栗東
牡4歳生産：カントリー牧場
短評
これまでのレースぶりから推測すると、今回の距離は適距離と比べると長いはずなので、しっかりと力を出すことができるのかどうかは疑問符が付くところだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年1月(前走) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 京都芝1600m外右 |
| - | 馬場状態 | 良/稍遅 |
3番/8頭 | 馬番 | 9番/11頭 |
| - | 戦法 | 差し7-6 |
中56週休み明け | ローテ | 中3週叩き2走目 |
| 464前走 | 馬体重 | 4640 |
| 田原成貴 [0-1-0-0/1] | 騎手 | 河内洋 [1-0-0-1/2] |
| 56.0kg | 斤量 | 55.0kg |
前走 95.01.15 芝1600m 京 都 良/稍遅35.1 シンザン記念G3 464kg3人 9ｹﾞｰﾄ11頭 河内洋55.0 7-6 メイショウテゾロ 2着0.1 | 2走前 94.12.24 芝2000m 阪 神 良/極遅36.1 464kg3人 6ｹﾞｰﾄ11頭 河内洋54.0 2-2-1-2 タヤスツヨシ 5着0.5 | 3走前 94.11.19 芝1400m 京 都 良/標準35.8 萩SOP 464kg2人 7ｹﾞｰﾄ7頭 田原成貴55.0 4-3 マイティーフォース 2着0.5 | 4走前 94.10.30 芝1600m 阪 神 良/稍遅35.8 黄菊賞500万下 464kg2人 8ｹﾞｰﾄ11頭 河内洋53.0 5-5-3 (エイユーギャル) 1着0.0 |
[2-6-0-2/10]厩舎：白井寿昭栗東
牝4歳生産：社台フアーム
短評
脚を温存しながら運べればキッチリと伸びてくるタイプなので、道中でできるだけ負荷をかけずに決め手を活かしたいという意識は騎手の頭の中にあるだろう。冬期(12,1,2月)の芝コース成績[1-3-0-0/4]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年4月(7走前) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 京都芝1600m外右 |
| - | 馬場状態 | 稍/遅 |
4番/8頭 | 馬番 | 17番/18頭 |
| - | 戦法 | 追込16-15 |
中3週叩き2走目 | ローテ | 中4週叩き4走目 |
| 418前走 | 馬体重 | 424+2 |
| 武豊 [1-4-0-2/7] | 騎手 | 武豊 [0-1-0-0/1] |
| 55.0kg | 斤量 | 55.0kg |
前走 96.01.21 芝2200m 東 京 良/極遅33.8 418kg4人 3ｹﾞｰﾄ9頭 蛯名正義55.0 5-6-6-4 カネツクロス 2着0.3 | 2走前 95.12.17 芝2000m 阪 神 良/極遅35.1 430kg1人 8ｹﾞｰﾄ12頭 武豊55.0 10-10-8-7 サマニベッピン 2着0.2 | 3走前 95.11.05 芝3000m 京 都 良/極遅36.0 菊花賞G1 432kg1人 4ｹﾞｰﾄ18頭 武豊55.0 9-10-9-5 マヤノトップガン 5着0.6 | 4走前 95.09.10 芝2400m 仏 Sft ヴェルメイユ賞牝G1 1人 2ｹﾞｰﾄ10頭 Y Take58.1 カーリング 6着0.4 |
[6-2-1-8/17]厩舎：松永善晴栗東
牡5歳生産：平岡牧場
短評
今までに走ったレースの内容から推定すると、今回の距離は適距離とは言い難く、存分に力を出すことができるのかどうかは疑わしいところだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年10月(4走前) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 京都芝1800m外右 |
| - | 馬場状態 | 良/稍遅 |
5番/8頭 | 馬番 | 10番/10頭 |
| - | 戦法 | 先行3-2 |
中3週叩き2走目 | ローテ | 中3週叩き5走目 |
| 436前走 | 馬体重 | 436+4 |
| 松永昌博 [6-2-1-7/16] | 騎手 | 松永昌博 [5-0-1-6/12] |
| 57.0kg | 斤量 | 56.0kg |
前走 96.01.21 芝2400m 京 都 良/極遅35.6 日経新春杯G2 436kg5人 8ｹﾞｰﾄ12頭 松永昌博57.0 7-7-5-2 ハギノリアルキング 2着0.0 | 2走前 95.12.09 芝2500m 阪 神 良/稍遅35.4 鳴尾記念G2 434kg6人 9ｹﾞｰﾄ12頭 松永昌博55.0 5-5-5-2 カネツクロス 2着0.1 | 3走前 95.11.18 芝2500m 東 京 良/稍遅36.9 428kg3人 2ｹﾞｰﾄ13頭 松永昌博55.0 2-2-2-2 ゴーゴーゼット 9着0.8 | 4走前 95.10.21 芝1800m 京 都 良/稍遅35.4 カシオペアSOP 436kg1人 10ｹﾞｰﾄ10頭 松永昌博56.0 3-2 (ダンシングサーパス) 1着-0.3 |
[7-1-3-4/15]厩舎：布施正栗東
牡5歳生産：宮内牧場
短評
気分よく走れれば速い脚を繰り出せる馬なので、自分のペースを守りながら決め手を活かしたいという意識は鞍上の心中にあるはずだ。長距離(1900m以上)の芝コース成績[5-0-1-1/7]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1996年1月(前走) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 京都芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
6番/8頭 | 馬番 | 8番/15頭 |
| - | 戦法 | 先行4-4-4-2 |
中5週休み明け | ローテ | 中5週休み明け |
| 504前走 | 馬体重 | 504+2 |
| 河内洋 [4-0-1-1/6] | 騎手 | 河内洋 [3-0-1-1/5] |
| 57.0kg | 斤量 | 56.0kg |
前走 96.01.05 芝2000m 京 都 良/極遅35.6 京都金杯G3 504kg1人 8ｹﾞｰﾄ15頭 河内洋56.0 4-4-4-2 (アラタマワンダー) 1着-0.4 | 2走前 95.12.03 芝2000m 阪 神 良/遅34.3 502kg1人 8ｹﾞｰﾄ11頭 武豊58.0 2-2-2-2 (ファンドリリヴリア) 1着-0.2 | 3走前 95.10.28 芝1600m 東 京 良/標準36.2 アイルランドTOP 498kg2人 2ｹﾞｰﾄ11頭 河内洋56.0 2-1 トロットサンダー 10着1.2 | 4走前 95.09.16 芝1600m 京 都 稍/遅34.7 498kg1人 10ｹﾞｰﾄ11頭 河内洋57.0 3-3 (スーパータマモ) 1着-1.0 |
除外
[4-3-2-18/27]厩舎：高松邦男美浦
牡5歳生産：グランド牧場
短評
出脚が鈍いため、ゲートで後手を踏むことなく、いかに上手くレースの流れに乗っていけるかが一番の鍵となりそうだ。レースのラスト1ハロンが速いときの芝コース成績[0-0-0-5/5]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年9月(前走) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 函館芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
8番/8頭 | 馬番 | 7番/10頭 |
| - | 戦法 | 差し7-7-6-4 |
中23週休み明け | ローテ | 中2週叩き11走目 |
| 428前走 | 馬体重 | 428-2 |
| 松永幹夫 (初騎乗) | 騎手 | 田面木博公 [0-1-2-14/17] |
| 57.0kg | 斤量 | 57.0kg |
前走 95.09.03 芝2000m 函 館 良/極遅36.0 大沼S900万下 428kg4人 7ｹﾞｰﾄ10頭 田面木博57.0 7-7-6-4 (フロイラインマリア) 1着0.0 | 2走前 95.08.20 芝2600m 函 館 重/極遅37.2 松前特別900万下 430kg6人 2ｹﾞｰﾄ10頭 田面木博56.0 7-8-5-3 ダイイチフローネ 6着0.7 | 3走前 95.08.05 芝2000m 函 館 良/極遅36.5 函館日刊スポ杯900万下 432kg7人 6ｹﾞｰﾄ16頭 田面木博54.0 10-11-8-5 ホワイトローズ 4着0.4 | 4走前 95.07.22 芝2000m 札 幌 良/極遅35.7 阿寒湖特別900万下 434kg5人 1ｹﾞｰﾄ8頭 田面木博57.0 4-4-4-3 タケノアイリス 4着0.6 |
[4-8-7-37/56]厩舎：高橋成忠栗東
牡6歳生産：富田牧場
短評
短い間隔でコンスタントにレースを重ねているゆえに上積みは見込みづらく、疲れが溜まっていてもおかしくない状況だ。戦法が追い込みのときの芝コース成績[0-0-1-7/8]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1996年2月 | 時期 | 1995年12月(2走前) |
| 京都芝2200m外右 | コース | 阪神芝2000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
9番/8頭 | 馬番 | 7番/10頭 |
| - | 戦法 | 逃げ1-1-1-1 |
中3週叩き10走目 | ローテ | 中3週叩き8走目 |
| 488前走 | 馬体重 | 486+6 |
| 村本善之 [2-3-3-13/21] | 騎手 | 佐伯清久 (初騎乗) |
| 57.0kg | 斤量 | 55.0kg |
前走 96.01.21 芝2400m 京 都 良/極遅36.3 日経新春杯G2 488kg10人 11ｹﾞｰﾄ12頭 村本善之52.0 1-1-1-1 ハギノリアルキング 6着0.4 | 2走前 95.12.24 芝2000m 阪 神 良/極遅36.8 六甲SOP 486kg6人 7ｹﾞｰﾄ10頭 佐伯清久55.0 1-1-1-1 プレイリークイーン 2着0.7 | 3走前 95.12.03 芝2000m 阪 神 良/遅34.7 480kg6人 11ｹﾞｰﾄ11頭 T.ジャ57.0 1-1-1-1 テイエムジャンボ 2着0.2 | 4走前 95.11.11 芝1800m 京 都 良/極遅37.0 480kg4人 8ｹﾞｰﾄ9頭 村本善之56.0 1-1 シャイニンレーサー 2着0.2 |
前走がベストの距離よりもやや長い条件でのレースだったことを鑑みると、800mの距離短縮は条件好転といえるだろう。