野路菊ステークス

レース展開

ダイヤモンドピアスが隊列を率いる形、半馬身後ろの位置にトーホウタスクが取り付く

ダイヤモンドピアスが逃げを打ち、僅かなリードで集団を引っ張っていく。2番手にトーホウタスクが続く。その直後、ビッググランプリとユノプリンスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマルカバリーとクリノオードリー。ボールドエンペラー、アインブライド、マチカネタロー、シリアスゲームらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはテイエムモンスターとランドパワー。後方2番手の位置で脚をタメるのはマイネルハリウッド。少し離れた最後尾にマルブツオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

野路菊S、アインブライドが稲光の如き末脚を発揮して前の馬たちを次々と追い抜く

先頭はダイヤモンドピアスでリードは体半分。2番手にユノプリンスが続く。そのすぐ後ろ、トーホウタスク、マルカバリー、ビッググランプリ、マチカネタロー、マイネルハリウッドらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはユノプリンス。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいた2番人気のアインブライドが圧倒的な末脚を爆発させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、2番手の位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたユノプリンスが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切った12番人気のランドパワーが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたマイネルハリウッドが入線、さらにアタマ差の5着には、逃げ粘ったダイヤモンドピアスが食い込んだ。1番人気のビッググランプリは好位にいたが失速して7着に敗れた。