藤田ニコルさんがTCKに来場賞

レース展開

バイーアが隊列を引き連れる形、その直後にジェイケイステラが取り付く

バイーアが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にジェイケイステラが続く。その直後、ネクストが3番手の絶好位につける。続いて、ホッコーフウガは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはアナマリア。その1馬身後ろ、クレアーフォンテンは中団前寄り。ミステキサスは中団馬群の真ん中を追走。アフリカファーストは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ミズサンタイムが9番手。その後ろ、ホクトタキオンが10番手。そのあと、ティーズノーブルが11番手。ミイダッシュは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。マヤノガルネリは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはエムザックヒーロー。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはスガノスマイル。最後方にヤマニンフィオッコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

藤田ニコルさんがTCKに来場賞、ホッコーフウガが武器である自在性を活かしたロスの少ない立ち回りで勝利を手中に収める

先頭はバイーアでリードは1馬身。単独の2番手にジェイケイステラが続く。その後ろ、ホッコーフウガが3番手。その直後、ネクストが4番手。1馬身離れて、ミステキサスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは1番人気のジェイケイステラ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたホッコーフウガがグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、2番手の位置から持ち味の忍耐力で最後まで奮闘した1番人気のジェイケイステラが続き、2着とハナ差の3着には、逃げ粘ったバイーアが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたクレアーフォンテンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、9番手にいたミズサンタイムが食い込んだ。2番人気のエムザックヒーローは11番手にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。