第11回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

マウントロードが馬群を引っ張る形、直後の2番手にセントミサイルが取り付く

マウントロードが端に立つ恰好となり、リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にセントミサイルが続く。その直後、ケイウーマンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエーピーグランプリ。その1馬身後ろ、ビコーアルファーは中団やや前。トーヨーリファールは中団馬群のちょうど真ん中を追走。その少し後ろ、ホッカイキルディアは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、キョウワアリシバとキョウワジュテームが8番手。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはスプレンダーガールとホクトフィル。シンガリにフジワンマンクロスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、トーヨーリファールが卓抜な決め脚を披露して前方の馬達を余裕で抜き去る

先頭はマウントロードでリードは1馬身。単独の2番手にセントミサイルが続く。少し間が空いて、ビコーアルファー、ケイウーマン、エーピーグランプリらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはケイウーマン。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたトーヨーリファールが驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたケイウーマンが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方2番手の位置から長くいい末脚でゴールまで走り切った2番人気のホクトフィルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたビコーアルファーが入線した。1番人気のキョウワアリシバは中団後方にいたが伸びきれず5着に敗れた。