第141回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

ミッキーペトラが隊列を率いる展開、2番手を追走するマイネルキッツ

ミッキーペトラが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にマイネルキッツが続く。そのすぐ後ろ、フィールドベアーとゴールデンメインが3番手の好位につける。その後ろ、テイエムアンコールは好位をキープ。そこから少し離れたところにメイショウドンタクが進む。その1馬身後ろ、エアジパングは中団前寄り。少し間隔を置いて、ナムラクレセントは中団馬群の丁度真ん中を追走。ジャガーメイルは中団後方の位置取り。その直後、カネトシソレイユが10番手。続いて、フォゲッタブルが11番手。そのあと、トーセンクラウンとメイショウベルーガが12番手。トウカイトリックは後方5番手で機を待つ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはベルウッドローツェ、エアシェイディ、メインストリーム。少し離れた最後方にジャミールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、ジャガーメイルが思い切りがいい立ち回りで春の盾を手中に収める

先頭はマイネルキッツでリードは1馬身。2番手にミッキーペトラとメイショウドンタクが続く。その直後、フィールドベアーが4番手。1馬身離れて、テイエムアンコールとジャガーメイルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるマイネルキッツ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた2番人気のジャガーメイルが次元の違う末脚を炸裂させてマイネルキッツを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のマイネルキッツから5馬身差の3着には、2番手の位置からキレのいい末脚を披露した16番人気のメイショウドンタクが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたナムラクレセントが入線、さらに2馬身半差の5着には、同じく中団前目にいたエアジパングが食い込み、1番人気に推されたフォゲッタブルは中団前目からジンワリと末脚を伸ばしたそこから半馬身差の6着に敗れた。