第40回 クイーンステークス (G3)

レース展開

ショウナングレイスが後続を引き連れる形、2番手に続くシンコウラブリイ

ショウナングレイスが端をきり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にシンコウラブリイが続く。その直後、フィルルージュが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはユメノトビラとグレースジョオー。その1馬身後ろ、オンワードモニカ、ジュピターガール、メゾンブランシュらは中団やや前。ベッスルクイーンは中団馬群の真ん中を追走。ヒトメボレとスーパートドロキは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはダブルアクセル、アイネスグロー、パーシャンスポット。少し離れた殿にブランドアートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クイーンS、シンコウラブリイが優れた機動力を駆使したソツのない競馬で3連勝で3つ目の重賞タイトルを手にする

先頭はショウナングレイスでリードは半馬身。2番手にシンコウラブリイが続く。その後ろ、グレースジョオーが3番手。1馬身離れて、ユメノトビラ、フィルルージュ、オンワードモニカ、メゾンブランシュらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のシンコウラブリイが豪脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、中団後方の位置からシャープな伸び脚で猛進したパーシャンスポットが続き、2着とハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったメゾンブランシュが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたベッスルクイーンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方3番手にいたヒトメボレが食い込んだ。2番人気のオンワードモニカは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって8着に敗れた。