第56回 札幌2歳ステークス (G3)

レース展開

トップキャストが先陣を切る展開、そのあとに続くオンリーオピニオン

トップキャストが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にオンリーオピニオンが続く。続いて、リューベックが3番手の絶好位につける。エーティーマクフィ、ユキノオウジサマ、クリノメガミエースらは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはアスクワイルドモアとトーセンヴァンノ。シンガリにジオグリフがいる隊列で最初のコーナーを通過。

札幌2歳S、ジオグリフが早めに動き出す強気な競馬で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はトップキャストでリードは1馬身。単独の2番手にオンリーオピニオンが続く。その後ろ、リューベックとジオグリフが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位まで進出していた1番人気のジオグリフが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利した。2着には、後方3番手の位置からシャープな伸び脚で猛進したアスクワイルドモアが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びたトーセンヴァンノが入った。