4歳以上2勝クラス

レース展開

ロードオブザチェコが全馬をリードする形、その直後に続くロンゴノット

ロードオブザチェコが先陣を切る恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にロンゴノットが続く。2馬身以上空いて、ヴィクトリオーソが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにテンピンとフォーヴィスムが進む。その1馬身後ろ、ロードリッチとアイリッシュセンスは中団やや前。キャリアリズムとユウゲンは中団馬群の真ん中を併走。アラゴナイトは中団後方の位置。その直後、タイセイアンシェルが11番手。ベイサイドブルーとグランツアーテムは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはジェロボーム。最後方にアサクサマヤとラブリーエンジェルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランツアーテムが中団後方から力感溢れる差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はロードオブザチェコでリードは1馬身。単独の2番手にロンゴノットが続く。その後ろ、ヴィクトリオーソが3番手。2馬身以上離れて、フォーヴィスムが4番手。1馬身離れて、テンピンとアイリッシュセンスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのはアイリッシュセンス。そのまま押し切る態勢だったが、11番手にいた1番人気のグランツアーテムが次元の違う末脚を炸裂させてアイリッシュセンスを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を物にした。2着のアイリッシュセンスから1馬身3/4差の3着には、後方2番手の位置から閃光のような末脚を発揮したラブリーエンジェルが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたアラゴナイトが入線、さらに1馬身半差の5着には、絶好位にいた15番人気のヴィクトリオーソが食い込んだ。2番人気のフォーヴィスムは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。