第46回 有馬記念 (G1)

レース展開

トゥザヴィクトリーが隊列を引っ張る形、少し離れた2番手を進むシンコウカリド

先陣を切ったのはトゥザヴィクトリー。後続との差を2馬身以上キープして馬群を牽引。単独の2番手にシンコウカリドが続く。そのすぐ後ろ、アメリカンボスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはダイワテキサス。その1馬身後ろ、メイショウオウドウとメイショウドトウは中団前寄り。マンハッタンカフェとテイエムオペラオーは中団馬群の真ん中付近を併走。テイエムオーシャン、ナリタトップロード、イブキガバメントらは中団後方の位置取り。しんがりにホットシークレットとトウカイオーザがいる隊列で最初のコーナーを通過。

有馬記念、マンハッタンカフェが力感に満ちた差し脚を弾けさせてグランプリホースの称号を獲得

先頭はトゥザヴィクトリーでリードは1馬身。2番手にシンコウカリドとアメリカンボスが続く。そのすぐ後ろ、ダイワテキサスとメイショウドトウが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは13番人気のアメリカンボス。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたマンハッタンカフェが圧倒的な末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を物にした。2着には、2番手の位置から根気強くタフに走り抜いた13番人気のアメリカンボスが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったトゥザヴィクトリーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のメイショウドトウが入線した。1番人気のテイエムオペラオーは中団前目にいたが伸びが甘くなり5着に敗れた。