ファイナルレース

レース展開

センドネージュが一団を率いる形、そのあとにブルックリンが取り付く

センドネージュがハナを取り切り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にブルックリンが続く。その直後、ヴィルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはトーアナタリー。その1馬身後ろ、プリマフェーヴルは中団前め。クーペリーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ゴールドイーグルは中団後方の位置。その後ろ、リオマカニが8番手。フィオルダリーゾは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはマオノシャウト。後方2番手の位置でじっとしているのはイニシャルティー。しんがりにキングムーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、ブルックリンが途中から端に立って、そのまま後続を抑え切る小細工のないレース運びで勝利を手中に収める

先頭はブルックリンでリードは1馬身。単独の2番手にセンドネージュが続く。そのあと、フィオルダリーゾが3番手。1馬身離れて、ヴィルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走るブルックリン。そのままブルックリンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は前に迫る勢いで追い迫った11番人気のフィオルダリーゾを3/4馬身振り切り勝利を手中に収めた。2着のフィオルダリーゾからクビ差の3着には、8番手の位置から息の長い末脚を繰り出したクーペリーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたゴールドイーグルが入線した。1番人気のヴィルは先行勢の後ろにいたが失速して8着に敗れた。2番人気のプリマフェーヴルは中団にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。