2歳新馬

レース展開

ラビットボーテが馬群を引き連れる形、直後の2番手にテセラレフィナードが取り付く

ラビットボーテが果敢に端を奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にテセラレフィナードが続く。続いて、タカラドリームが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはタイセイフローラとエイプリルラヴ。その1馬身後ろ、テンダリーヴォイスは中団前目。エリーティアラは中団馬群の真ん中を追走。カシシとデトロイトカフェは中団後方の位置取り。その直後、ウインベルノアールが10番手。その後ろ、イチゴッチが11番手。ミヤコエンパイアとミュークロールは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはプロセルピナ。少し空いて、後方2番手の位置で悠然と構えるのはカナラズカナラズ。少し離れたシンガリにヴィルフランシュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テンダリーヴォイスが初白星を挙げる

先頭はラビットボーテでリードは体半分。2番手にテセラレフィナードが続く。そのすぐ後ろ、タカラドリームが3番手。その直後、タイセイフローラが4番手。1馬身離れて、テンダリーヴォイスとエイプリルラヴが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはテセラレフィナード。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のテンダリーヴォイスが凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、2番手の位置から迫力十分の伸びを見せたテセラレフィナードが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団の位置から出色の末脚を発揮したカシシが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたエイプリルラヴが入線、さらに2馬身半差の5着には、好位にいたタイセイフローラが食い込んだ。2番人気のヴィルフランシュは最後方にいたが決め手が足りず14着に敗れた。