レース展開

アイティースワローが一団を引き連れる形、そのあとにエルウェーホーク、フレンチパッション、エイシンダンカークが取り付く

アイティースワローがハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にエルウェーホーク、フレンチパッション、エイシンダンカークらが並ぶ。続いて、サンエムショウリ、マスコットローリエ、アドマイヤゴールドらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、エイシンデントンとバトルグレイシーは中団前め。少し空いて、カシノブラボーとトーヨーサマーは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはミツワハリケーンとケイアイマイウルフ。少し離れて、後方2番手の位置で力をタメるのはキングシアトル。シンガリにナイティーナイナーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

仲秋特別、フレンチパッションが負けん気を発揮してゴール直前の激しい争いをハナ差でモノにする

先頭はアイティースワローでリードは1馬身。単独の2番手にフレンチパッションが続く。そのすぐ後ろ、エルウェーホーク、マスコットローリエ、エイシンダンカークらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたフレンチパッションが生得の持久力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったバトルグレイシーをハナ差で抑え込み勝利を物にした。2着のバトルグレイシーから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったトーヨーサマーが入った。そこからハナ差遅れた4着には、逃げ粘ったアイティースワローが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいた2番人気のエイシンダンカークが食い込んだ。1番人気のナイティーナイナーは最後方にいたがもうひと伸びが足りず10着に敗れた。