第32回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ダイワスカーレットが隊列を牽引、その直後にアサヒライジングが続く

ダイワスカーレットが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にアサヒライジングが続く。続いて、デアリングハートとローブデコルテが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フサイチパンドラは中団前め。スイープトウショウ、アドマイヤキッス、タイキマドレーヌらは中団馬群の真ん中付近を併走。キストゥヘヴンは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはディアチャンス、コスモマーベラス、ディアデラノビア。殿にスプリングドリューがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ダイワスカーレットが天与のスピードをを見せて中距離女王の称号を手にする

先頭はダイワスカーレットでリードは半馬身。2番手にアサヒライジングが続く。そのすぐ後ろ、デアリングハートとフサイチパンドラが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る1番人気のダイワスカーレット。そのままダイワスカーレットが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったフサイチパンドラを3/4馬身振り切り勝利を挙げた。2着のフサイチパンドラから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を繰り出した2番人気のスイープトウショウが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたディアデラノビアが入線した。