第60回 セントライト記念 (G2)

レース展開

ニシノアンサーが一団を先導、そのあとにマイネルハイアップ、トーセンシャナオー、ミレニアムウイングが続く

ニシノアンサーがハナを切る形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。2番手にトーセンシャナオー、マイネルハイアップ、ミレニアムウイングらが並ぶ。その後ろ、トウショウシロッコ、ユキノアサカゼ、インテレットらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、キストゥヘヴンとマツリダゴッホは中団やや前。ミストラルクルーズ、ネヴァブション、トロフィーディールらは中団後方の位置取り。フサイチジャンクとパッシングマークは後方4番手で進出の機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはテンシノゴールドとニシノフリーダム。少し離れたシンガリにダイワバゼラードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セントライト記念、トーセンシャナオーが自慢の自在性を活かしたロスの少ない取り口で重賞初挑戦初制覇を達成

先頭はニシノアンサーでリードは半馬身。2番手にトーセンシャナオーが続く。その直後、トウショウシロッコ、ミレニアムウイング、インテレットらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたトーセンシャナオーが長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、3番手の位置から忍耐力が光る走りを見せたトウショウシロッコが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったミストラルクルーズが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたテンシノゴールドが入線、さらにクビ差の5着には、同じく後方2番手にいたキストゥヘヴンが食い込み、1番人気に推されたフサイチジャンクは中団後方から着実に末脚を伸ばしたそこからハナ差の6着に敗れた。2番人気のミレニアムウイングは好位にいたが最後一杯になって10着に敗れた。