第162回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

ダノンプレミアムが隊列を率いる展開、少し離れた2番手を進むダイワキャグニー

逃げを打ったのはダノンプレミアム。リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にダイワキャグニーが続く。2馬身以上離れて、キセキとアーモンドアイが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ダノンキングリーとウインブライトは中団前目。ジナンボーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ブラストワンピースとクロノジェネシスは中団後方の位置。後方3番手で折り合いをつけるのはフィエールマン。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはスカーレットカラー。しんがりにカデナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、アーモンドアイが強みである機動力を駆使した万全の内容で8つ目のG1タイトルを手にする

先頭はダノンプレミアムでリードは1馬身。2番手にキセキとダイワキャグニーが続く。その直後、アーモンドアイとジナンボーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた1番人気のアーモンドアイが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったフィエールマンを半馬身退けて勝利をモノにした。2着のフィエールマンからクビ差の3着には、後方4番手の位置から閃光のような末脚を発揮した2番人気のクロノジェネシスが入った。そこから2馬身遅れた4着には、逃げ粘ったダノンプレミアムが入線した。