第128回 目黒記念 (G2)

レース展開

グランデスバルが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するラブリーデイ

主導権を奪ったのはグランデスバル。リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にラブリーデイが続く。そのすぐ後ろ、ステラウインドとアップルジャックが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアドマイヤブルー。その1馬身後ろ、タマモベストプレイは中団やや前。プロモントーリオ、ラブイズブーシェ、アスカクリチャンらは中団馬群の真ん中あたりを併走。ムスカテールは中団後方の位置。その2馬身以上後ろ、アウォーディーとマイネルメダリストが11番手。さらに少し空いて、スマートギアは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはサイモントルナーレ。少し差があって、後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはイケドラゴン。少し離れた最後尾にコスモロビンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、マイネルメダリストがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで重賞ウィナーの称号を獲得

先頭はグランデスバルでリードは1馬身。2番手にラブリーデイとアップルジャックが続く。その後ろ、ステラウインド、アドマイヤブルー、アスカクリチャンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたマイネルメダリストがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、食い下がるラブイズブーシェをアタマ差で凌ぎ切りトップでゴールへと飛び込んだ。2着のラブイズブーシェからアタマ差の3着には、中団前目の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったプロモントーリオが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた2番人気のアウォーディーが入線、さらに1馬身差の5着には、2番手にいた1番人気のラブリーデイが食い込んだ。