一般C3九十十一

レース展開

シュヤクが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにミーヤチャスカが取り付く

シュヤクが敢然と端をきり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にミーヤチャスカが続く。続いて、ウルトラショットが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはキョウエイヘンケル。その1馬身後ろ、ハナノアイビスは中団やや前。トチノシルバーとディアポピーは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ハヤカゼは中団後方の位置取り。その後ろ、コメシャワーが9番手。オリーブフレイバーは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはウチケンジェーニオ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはイニエスタ。最後尾にシングルマザーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シュヤクがベテラン馬のプライドを顕示する様な渾身の走りで久々の白星

先頭はシュヤクでリードは2馬身以上。単独の2番手にウルトラショットが続く。その後ろ、ミーヤチャスカが3番手。1馬身離れて、キョウエイヘンケルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るシュヤク。そのままシュヤクが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は凄まじい脚色で追い迫ったウルトラショットをクビ差で封じてトップでゴールに入った。2着のウルトラショットから2馬身半差の3着には、8番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたハヤカゼが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた2番人気のコメシャワーが入線した。1番人気のトチノシルバーは中団にいたが見せ場なく8着に敗れた。