’00フレンドリーサドル特別（7）

レース展開

ベルグライアンが全馬を先導、その直後を進むストロングレイダー

ベルグライアンがハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にストロングレイダーが続く。その後ろ、ソートゥギャザーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはネイタルスター。その1馬身後ろ、ビシュヌは中団前め。シシオーは中団馬群のど真ん中を追走。フェンネルシーズは中団後方の位置。続いて、スズヨキングが8番手。そのすぐ後ろ、センダンが9番手。クリールサンプラスは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはオリエントギャル。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはダイジュワールド。シンガリにクライムオンコースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00フレンドリーサドル特別（7）、スズヨキングが中位からキレのいい差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はベルグライアンとストロングレイダーでリードは1馬身。ソートゥギャザーが3番手。1馬身離れて、ネイタルスターが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立った2番人気のベルグライアンが粘り続ける。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたスズヨキングが凄まじい末脚を弾けさせてベルグライアンを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のベルグライアンから1馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたソートゥギャザーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったストロングレイダーが入線した。1番人気のビシュヌは中団にいたが失速して10着に敗れた。