シシオー（1997年生、母ミスワインウェル）

シシオー（1997年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時13歳）と交配したミスワインウェルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大柳ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回、地方15戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のそれいけ!かみのやま高洋堂印刷所杯(一般A3)。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた2戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたソシアルクイーン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ココロに交わされて6馬身差の2着となった。

12月19日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた7戦目は、’00フレンドリーサドル特別（7）（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（2001年）

6月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg絞って迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ドラゴンスピリッツにクビ差交わされて2着となった。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ホーマンベルウィンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のベニバナキングに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャーペンアイルに7馬身の差をつけて制した。

5歳（2002年）

5月5日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、東北ペプシコーラ杯（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後はハイフレンドターボと並んで1着同着となった。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、楽楽代行社開業15周年記念（上山ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、地方重賞の酒田まつり賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた18戦目は、サンクス長井四ツ谷店記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンタームービングに1馬身の差をつけて制した。

6月30日、中1週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、週刊プレイボーイ浜野杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユノダイナザウルスに2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月29日、中3週で迎えた20戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!かみのやま（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタワリングドリームから2馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般A3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパートクロスから半馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、それいけ!かみのやま高洋堂印刷所杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンスペシャルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2003年）

6月24日、約10か月の休養明けで迎えた23戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1390m 雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた24戦目は、足立区特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に敗れた。