大村湾特別

レース展開

ロンドンテソーロが集団を引っ張る形、直後の位置にタフチョイスが続く

ハナを切ったのはロンドンテソーロ。後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にタフチョイスが続く。そのあと、キタカラキタムスメが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、フェブキラナは中団前目。キングキャヴィアは中団馬群の真ん中あたりを追走。グローリーは中団後方の位置取り。続いて、マイネルモーディグが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはダイメイコスモス。後方2番手の位置で力を温存するのはキャベンディッシュ。シンガリにデルマラッキーガイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大村湾特別、グローリーが自ら進出する思い切りのいい取り口で優勝

先頭はロンドンテソーロでリードは1馬身。単独の2番手にグローリーが続く。その直後、フェブキラナが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のロンドンテソーロ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたグローリーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったロンドンテソーロが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったフェブキラナが入った。2番人気のキャベンディッシュは7番手にいたがあとひと押しが足りず5着に敗れた。