第19回 チューリップ賞 (G3)

レース展開

ショウナンマオがハナに立つ展開、少し間が空いてヒーラが続く

ショウナンマオが端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして一団を牽引。単独の2番手にヒーラが続く。2馬身以上空いて、トーホウアマポーラが3番手の絶好位につける。その後ろ、ウイングザムーンは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはスピークソフトリーとジョワドヴィーヴル。その1馬身後ろ、エピセアロームは中団前寄り。ジェンティルドンナ、ゴールデンムーン、ハナズゴールらは中団後方の位置取り。後方5番手でジックリと運ぶのはスピカシチーとフクノハツヒメ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはイントゥザストーム。しんがりにアブシンベルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

チューリップ賞、ハナズゴールが猛烈な差し脚を繰り出して前方の各馬を軽々とねじ伏せる

先頭はショウナンマオでリードは2馬身以上。単独の2番手にヒーラが続く。その後ろ、トーホウアマポーラが3番手。1馬身離れて、スピークソフトリーとウイングザムーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはエピセアローム。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたハナズゴールが凄まじい末脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団前目の位置から迫力のある伸び脚で猛進したエピセアロームが続き、2着とクビ差の3着には、同じく中団前目の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った1番人気のジョワドヴィーヴルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のジェンティルドンナが入線、さらに3/4馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたスピークソフトリーが食い込んだ。