アメリカンアンバサダーカップ

レース展開

フェアーローマンが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むロイヤルスティール

フェアーローマンが主導権を握り、リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にロイヤルスティールが続く。その直後、コスモピュアソウルとアブソルートウインが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アポロサティーとバニヤンゴスペルは中団前め。カントリークロップは中団馬群のちょうど真ん中を追走。モナクライブは中団後方の位置。続いて、ロイヤルラオウが9番手。ディアキングは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはロッキーダブリン。後方2番手の位置で力を溜めるのはジェド。しんがりにサンライトゼウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アメリカンアンバサダーC、ロッキーダブリンが稲妻の様な差し脚を弾けさせて他の馬たちをまとめて打ち負かす

先頭はフェアーローマンでリードは1馬身。単独の2番手にロイヤルスティールが続く。その直後、コスモピュアソウルとアブソルートウインが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける10番人気のフェアーローマン。そのまま押し切るかに見えたが、後方4番手にいたロッキーダブリンが次元の違う末脚を炸裂させてフェアーローマンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のフェアーローマンから半馬身差の3着には、中団後方の位置からキレのある末脚を披露したモナクライブが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた11番人気のディアキングが入線した。1番人気のアポロサティーは中団前目にいたが見せ場なく8着に敗れた。2番人気のコスモピュアソウルは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。