フィリピントロフィー

レース展開

ディルシードが隊列を率いる形、その直後にマルブツライトとエキサイトランが取り付く

ディルシードが前に出て、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にマルブツライトとエキサイトランが並ぶ。その直後、ガラディナーとアラタマサモンズが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ブレイズワンは中団前寄り。ダブルティンパニーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ケンブリッジレーザとウイニングザバロンは中団後方の位置取り。少し離れて、マックスチャンプは後方5番手で他馬の出方をうかがう。さらに少し差があって、グランオマージュは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはフィールドミューズ。その少し後ろ、後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはフレアリングベスト。最後尾にダブルキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピンT、マックスチャンプが古馬の底力を見せる様な堂々とした走りで4勝目をつかむ

先頭はブレイズワンでリードは半馬身。2番手にダブルティンパニーが続く。その直後、ガラディナー、マルブツライト、ディルシード、アラタマサモンズ、マックスチャンプらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位まで進出していたマックスチャンプがグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったフィールドミューズを半馬身退けて勝利を収めた。2着のフィールドミューズから半馬身差の3着には、後方2番手の位置から切れ味抜群の末脚を繰り出したグランオマージュが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったブレイズワンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、2番手にいたダブルティンパニーが食い込んだ。1番人気のケンブリッジレーザは中団後方にいたが伸びあぐねて8着に敗れた。