第127回 目黒記念 (G2)

レース展開

コスモラピュタが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにコスモオオゾラが取り付く

コスモラピュタがハナに立つ恰好となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にコスモオオゾラが続く。続いて、ユニバーサルバンクとネコパンチが3番手の好位につける。そのあと、スマートロビンは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはカポーティスターとルルーシュ。その1馬身後ろ、ノーステアは中団前寄り。タッチミーノット、アドマイヤラクティ、カワキタコマンドらは中団馬群の真ん中を併走。ムスカテールは中団後方の位置。コスモロビンとカフナは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。その2馬身以上後ろ、ヒットザターゲットは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。さらに少し空いて、後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはクリールカイザーとピエナファンタスト。少し離れたしんがりにデスペラードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ムスカテールが中団後方から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はコスモラピュタでリードは1馬身。単独の2番手にスマートロビンが続く。その後ろ、ユニバーサルバンク、カワキタコマンド、ネコパンチらが3番手。1馬身離れて、コスモオオゾラが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、7番手から抜け出したのは2番人気のルルーシュ。そのまま押し切るかに思われたが、12番手にいたムスカテールが圧倒的な末脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団前目の位置から上々の伸びを見せた2番人気のルルーシュが続き、2着と3/4馬身差の3着には、後方4番手の位置から切れ味のいい末脚を繰り出したカフナが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく後方4番手で直線を迎えた14番人気のヒットザターゲットが入線、さらにハナ差の5着には、中団にいたタッチミーノットが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはコスモロビンが入った。1番人気のアドマイヤラクティは12番手にいたがもうひと伸びが足りず10着に敗れた。