晩秋特別

レース展開

ヴァイタルクリークが馬群を先導、直後の2番手にパラダイスサンが続く

ヴァイタルクリークが端を奪う形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にパラダイスサンが続く。そのすぐ後ろ、フサイチアデクタムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブルーシーロスター。その1馬身後ろ、シンコーハヤテは中団前寄り。サンデーイサベルは中団馬群の丁度真ん中を追走。キエヌルキアは中団後方の位置。そのあと、グリーンベルトが8番手。バルセロナは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはグレートダンサー。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはメイブルーム。シンガリにフラワーレインボーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

晩秋特別、キエヌルキアが最低人気を歯牙にも掛けない見事な走りで1着ゴールを果たす

先頭はブルーシーロスターでリードは1馬身。単独の2番手にパラダイスサンが続く。そのすぐ後ろ、キエヌルキアが3番手。1馬身離れて、フサイチアデクタムが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のブルーシーロスター。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた12番人気のキエヌルキアが鮮烈な末脚を炸裂させてブルーシーロスターを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールを走り抜けた。2着のブルーシーロスターから半馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味抜群の末脚を披露したサンデーイサベルが入った。そこから4馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えたバルセロナが入線した。2番人気のフサイチアデクタムは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。